白ワイン、フィアーノの特徴

フィアーノ(Fiano)の特徴、瓶内熟成

白ワイン、フィアーノの特徴

フィアーノ(Fiano)の特徴とは

南イタリア、そしてプーリア州を代表する白ワインであるフィアーノ(Fiano)。南イタリアの広い地域でポピュラーかつ人気が高い白ブドウ品種です。カンパーニア州では、原産地呼称であるフィアーノ・ディ・アヴェッリーノ(Fiano di Avellino)DOCGとして名が通っています。 

フィアーノ種は、中程度の酸味にミディアム~フルボディの骨格。ピーチやアプリコットだけでなく、完熟するとメロンやマンゴーといったトロピカルフルーツの香り・風味を呈するワインを造る特徴があります。
他の白ブドウ品種と同様、早飲み用に造られることが多いのですが、高品質のブドウはオークを使用した熟成や瓶内熟成によってハチミツのような香りを醸し出します。

(もちろん、同じブドウ品種でも、ブドウが造られる国・地域・畑、そしてワインの造り方によって、出来上がるワインは違ったものになります。)

フィアーノの瓶内熟成について

I Buongiorno(イ・ボンジョールノ)のFiano (フィアーノ)は、ブドウの特徴をダイレクトに感じられるよう、ステンレスタンクのみ使用して造られています。
特に若いビンテージでは、グラスに注いだだけで、レモン、オレンジやライムの花、洋ナシ、アプリコットの完熟した香りが躍りだします。
それだけでも最高に美味しい!のですが、使用されるブドウは瓶内での熟成にもしっかり耐え得る品質なので、時を経るごとに、まさに、ハチミツのような芳しい香りも立ってきます🐝
 
I Buongiornoの記念すべきFiano初ビンテージは2015年。ラベルも、現在のシャレたイラストになる前のクラシックバージョンです。
残念ながらこちらのヴィンテージは終売なのですが、ワイナリーで飲んだ時は、酸・果実見をしっかり残しつつ熟成が進んでおり、そのバランスに驚きました!
 

フィアーノは、早飲みだけならず、熟成でもしっかり品種特性を発揮できる、ポテンシャルの高い素晴らしいブドウ品種です!

 
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