ワインのはなし

Puglia IPG Map、プーリア州IGP

プーリアワインの地理的表示(GI)について②

プーリアのDOP(DOCとDOCG)とIGP(IGT) ②  プーリア州には、2023年2月現在、DOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)が4、DOC(Denominazione di Origine Controllata)が28、IGP(Vino a Indicazione Geografica Protetta)が6あります。 プーリア州のIGP(IGT)6つは1995年に設定されました。 Pugliaは州全域(約8,000ha)を含む、プ―リアの中では一番広いIGPです。 IGP (IGT) 1 Puglia プーリア(州全域) 2 Daunia ダウニア(Foggia県)3 Murgia ムルジア(Bari県)4 Salento サレント(Brindisi県、Lecce県、Taranto県)5 Tarantino ターラント(Tarantino県)6 Valle d’Itria ヴァッレ・ディトーリア{Alberobello、Locorotondo(Bari県)、Ceglie Messapica、Cisternino、Fasano、Ostuni(Brindisi県)、Crispiano、Martina Franca(Taranto県)}...

プーリアワインの地理的表示(GI)について②

プーリアのDOP(DOCとDOCG)とIGP(IGT) ②  プーリア州には、2023年2月現在、DOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)が4、DOC(Denominazione di Origine Controllata)が28、IGP(Vino a Indicazione Geografica Protetta)が6あります。 プーリア州のIGP(IGT)6つは1995年に設定されました。 Pugliaは州全域(約8,000ha)を含む、プ―リアの中では一番広いIGPです。 IGP (IGT) 1 Puglia プーリア(州全域) 2 Daunia ダウニア(Foggia県)3 Murgia ムルジア(Bari県)4 Salento サレント(Brindisi県、Lecce県、Taranto県)5 Tarantino ターラント(Tarantino県)6 Valle d’Itria ヴァッレ・ディトーリア{Alberobello、Locorotondo(Bari県)、Ceglie Messapica、Cisternino、Fasano、Ostuni(Brindisi県)、Crispiano、Martina Franca(Taranto県)}...

イタリアワインの格付けについて(1963年以前のイタリアワインの等級は?)

イタリアワインの格付けについて(1963年以前のイタリアワインの等級は?)

1963年以前のイタリアワインの等級 以前のブログ記事「イタリアワインの格付けについて」で紹介したように、イタリアワインの等級は1963年にDOC法により定められました。では、それより以前はどのようなルールがあったのでしょうか? 1930年までにはイタリアで初めてワイン生産者を保護するための規定が作られました。当時、イタリア農業省にワインの生産地域を明確にする任務が与えられたからです。そして、品質による3つのレベルが導入されたのですが、それは伝統的な地元のワインという意味のVini Tipici(典型的なワイン)というカテゴリー下での分類でした。   ・Vini Speciali (スペシャル・ワイン:特別なワイン) ・Vini Superiori (スーペリア・ワイン:優れたワイン) ・Vini Fini (ファイン・ワイン:上質なワイン) ワイン業界からは特に反響もない、かなり大雑把な区分けでした。     さらに歴史を遡ると、イタリア王国が成立した1861年からイタリア各地で作られるワインが「イタリアワイン」になったと言えるかもしれませんが、1930年まで特に明確な規定はありませんでした。各地方で伝統的にワインが造られ、そして飲まれていましたが、統一的なルールもない状態が1930年頃まで続きました。   そして時代が変わり、1963年になってようやく現在のシステムの原型となるワインの原産地呼称の概念が確立し、新たにDOC法として制度化されました。これが現在のイタリアワインの格付け制度となっています。

イタリアワインの格付けについて(1963年以前のイタリアワインの等級は?)

1963年以前のイタリアワインの等級 以前のブログ記事「イタリアワインの格付けについて」で紹介したように、イタリアワインの等級は1963年にDOC法により定められました。では、それより以前はどのようなルールがあったのでしょうか? 1930年までにはイタリアで初めてワイン生産者を保護するための規定が作られました。当時、イタリア農業省にワインの生産地域を明確にする任務が与えられたからです。そして、品質による3つのレベルが導入されたのですが、それは伝統的な地元のワインという意味のVini Tipici(典型的なワイン)というカテゴリー下での分類でした。   ・Vini Speciali (スペシャル・ワイン:特別なワイン) ・Vini Superiori (スーペリア・ワイン:優れたワイン) ・Vini Fini (ファイン・ワイン:上質なワイン) ワイン業界からは特に反響もない、かなり大雑把な区分けでした。     さらに歴史を遡ると、イタリア王国が成立した1861年からイタリア各地で作られるワインが「イタリアワイン」になったと言えるかもしれませんが、1930年まで特に明確な規定はありませんでした。各地方で伝統的にワインが造られ、そして飲まれていましたが、統一的なルールもない状態が1930年頃まで続きました。   そして時代が変わり、1963年になってようやく現在のシステムの原型となるワインの原産地呼称の概念が確立し、新たにDOC法として制度化されました。これが現在のイタリアワインの格付け制度となっています。

プーリアのDOP(DOCとDOCG)

プーリアワインの地理的表示(GI)について①

プーリアのDOP(DOCとDOCG)とIGP(IGT) ① プーリア州のワインの地理的表示(GI)は、2023年2月現在、DOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)が4、DOC(Denominazione di Origine Controllata)が28、IGP(Vino a Indicazione Geografica Protetta)が6あります。 例えば、"DOCアレアティコ・ディ・プーリア"や"IGPプーリア" の対象がプーリア全域であるように、同じエリア内に複数の格付けが混在する場合もあります。複数の格付けが該当するエリアでは、規定された各格付けの基準を満たすことで、ワインにDOCやDOCGを表記することができます。 プーリア州のDOCG4つ、DOC28はこちらです。 DOCG 1   Castel del Monte Bombino Nero カステル・デル・モンテ・ボンビーノ・ネーロ 2   Castel del Monte Nero di...

プーリアワインの地理的表示(GI)について①

プーリアのDOP(DOCとDOCG)とIGP(IGT) ① プーリア州のワインの地理的表示(GI)は、2023年2月現在、DOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)が4、DOC(Denominazione di Origine Controllata)が28、IGP(Vino a Indicazione Geografica Protetta)が6あります。 例えば、"DOCアレアティコ・ディ・プーリア"や"IGPプーリア" の対象がプーリア全域であるように、同じエリア内に複数の格付けが混在する場合もあります。複数の格付けが該当するエリアでは、規定された各格付けの基準を満たすことで、ワインにDOCやDOCGを表記することができます。 プーリア州のDOCG4つ、DOC28はこちらです。 DOCG 1   Castel del Monte Bombino Nero カステル・デル・モンテ・ボンビーノ・ネーロ 2   Castel del Monte Nero di...

イタリアワインの等級

イタリアワインの格付けについて

イタリアワインの格付け(DOCG, DOC, IGPの等級) イタリアで生産されるワインは、原産地呼称管理法(DOC:Denominazione di Origine Controllata)と呼ばれるイタリア国内のワイン法に基づき格付けがなされています。ワインブランドの保護や国際的な輸出促進を図るべく、ワインの品質を保証し、消費者に正しい情報を提供することを目的とし、ルールを定めています。このワイン法は1963年に制定され、上位からDOCG、DOC、IGT(1992年に追加)、VdTに分類されています。 その後、EU内における原産地名称保護制度が2008年に改正され、イタリア国内のワイン法もこれに従いDOP、IGP、Vinoの3分類に変更されました(2010年5月施行)。一方で、現在でもDOCGやDOCを使用することも引き続き許可されているため、イタリア国内では新旧の分類が混在して使われています。   最上級のランクから以下の通りとなります。 ・DOCG (Denominazione di Origine Controllata e Garantita)  統制保証付原産地呼称ワイン ・DOC (Denominazione di Origine Controllata)  統制原産地呼称ワイン   2009年以降はDOCGとDOCをまとめて ・DOP (Denominazione di Origine...

イタリアワインの格付けについて

イタリアワインの格付け(DOCG, DOC, IGPの等級) イタリアで生産されるワインは、原産地呼称管理法(DOC:Denominazione di Origine Controllata)と呼ばれるイタリア国内のワイン法に基づき格付けがなされています。ワインブランドの保護や国際的な輸出促進を図るべく、ワインの品質を保証し、消費者に正しい情報を提供することを目的とし、ルールを定めています。このワイン法は1963年に制定され、上位からDOCG、DOC、IGT(1992年に追加)、VdTに分類されています。 その後、EU内における原産地名称保護制度が2008年に改正され、イタリア国内のワイン法もこれに従いDOP、IGP、Vinoの3分類に変更されました(2010年5月施行)。一方で、現在でもDOCGやDOCを使用することも引き続き許可されているため、イタリア国内では新旧の分類が混在して使われています。   最上級のランクから以下の通りとなります。 ・DOCG (Denominazione di Origine Controllata e Garantita)  統制保証付原産地呼称ワイン ・DOC (Denominazione di Origine Controllata)  統制原産地呼称ワイン   2009年以降はDOCGとDOCをまとめて ・DOP (Denominazione di Origine...