ワインにあうおつまみ② ~南イタリア・プーリアの常備食、タラッリ(Taralli)のレシピ~
ワインのおつまみに最高のタラッリ
プーリア州だけでなく南イタリア全体でポピュラーなスナック、 「タラッリ(Taralli、タラーリとも)」(タラッリを紹介しているこちらのブログも是非)。
グリッシーニは細長い棒状のパンですが、タラッリは輪っか状、一口でサクッと味わえ、味のバリエーションも豊富です。
最近は日本のプーリア&イタリアンレストランでも手作りタラッリを提供・販売しているだけでなく、イータリー(EATALY)などのイタリア食材店でも購入可能です。ただ、問題は、買っても一瞬で無くなってしまうこと(食べだすと止まらない…)。プーリアでは本当に手軽な値段でどこでも買えるタラッリですが、日本ではなかなかそうもいきません😢
ということで、それならばと自分で作ってみることにしました!
タラッリを作ろう!
タラッリの材料はとってもシンプルです。小麦粉(強力粉)、塩、白ワイン、オリーブオイル、そしてお好みのハーブなどで味付けします。クックパッドにもレシピが載っていますが、今回は以下の材料・分量で作りました。
・強力粉:300g、塩:大さじ1、白ワイン:60ml、オリーブオイル:60ml、ローズマリー:大さじ1
これらの材料をボールに入れ、生地がまとまるまで混ぜていきます。生地をスプーンひとさじ程度手に取り、台の上で軽く転がし棒状にしたら、リング型になるようクルっと丸めます。<ここで、オーブンの予熱をスタート(180-200℃)。>リング状に成型した生地を、沸騰したお湯に入れます。浮き上がってきたら(1-2分程度で浮いてきます)、タオル・キッチンペーパーの上に置き水気を軽く取ります。茹でた生地が軽く水気が切れたら、クッキングシートを敷いた天板に並べオーブンに入れ、180-200℃で約35-40分焼きます。途中、生地が焦げていないかチェックしつつ、表面がうっすら焼き色が付いたら完成です!
※ポイント:記事を棒状に伸ばすとき、細くしすぎると焦げやすいです。また、写真のように棒状にした時、生地の細さにバラツキがあると焼き加減の調整が難しいので、大きさ・細さはなるべく均等にすることをおススメします!
こちらが焼きあがったタラッリ!!!
プロのような見た目ではないですが、出来立てって最高に美味しいですね😋初めて作りましたが、所要時間も焼き時間を除いて20分もかからなかったのです。今回はローズマリーでしたが、プーリアではファンネル・シードがポピュラーです。現地では、カレー🍛、ピザ🍕味も見かけたので、これから色々な味のバリエーションも試してみます!
それにしても、赤でも白でも泡でもロゼでも、タラッリってワインと合いすぎます🍷最高♬