バレンタインデーとイタリアの繋がり❤

バレンタインデーとイタリアの繋がり❤

 

2月のイベントといえば…?そう、バレンタインデー(Valentine's Day)。欧米などのキリスト教圏では2月14日は恋人や家族など大切な人にギフト(チョコレートも!)を贈りあう日となっています。バレンタインデーの起源、実はイタリアに関係あるってご存じでしたか?

時はローマ帝国時代。2月14日はローマ神話で家庭と結婚を象徴する女神とされるユーノーを祝う日で、翌2月15日からはルペルカーリア祭というお祭りが開始されていたとのこと。このお祭りには変わった?ルールがあったようです。女性が祭り前日に自分の名前を書いた札を桶に入れ、翌15日に男性が札を引く、そしてペアとなった男女は祭りの期間一緒に過ごすことになっていたとのこと。ペアとなった2人のうち多くが、そのまま恋に落ち結婚したと言われています(本当でしょうか…)。

さてさて、このような習わしも、ローマ帝国皇帝クラウディウス2世(AD3世紀)の時代には、故郷に愛する家族・恋人を残している兵士がいると士気が下がるとし、婚姻そのものが禁止されていたとのこと。クラウディウス2世の統治時代、キリスト教は迫害されていましたが、ローマのキリスト教司祭だったウァレンティヌス(Valentinus、バレンタイン)は、そんな婚姻もできない兵士たちを憐れに思い、密かに結婚式を執り行っていたようです。彼の行動は皇帝の耳にも入り、最終的に処刑されたといわれます。彼が殉教した日が2月14日。この聖人への崇敬が基になり、この日が祝日となりバレンタインデーの習慣が定着し、恋人たちの日となった…といわれます。

バレンタインデーの定番ギフトといえばチョコレートですが、プリミティーヴォやネグロアマーロはチョコレートとも相性抜群なんです!今年のバレンタインはチョコと一緒に赤ワインを添えてはいかがでしょうか🍷💖

 ※参考データ:Saint Valentine - Wikipedia

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