プリミティーヴォの銘醸地
プーリア州の代名詞でもある黒ブドウ品種がPrimitivo(プリミティーヴォ)。
このプリミティーヴォのブドウ栽培&ワインが広まるきっかけとなった地域と言われるのが Gioia del Colle(ジョイア・デル・コッレ)。
18世紀の中頃、ベネディクト会の司祭であったFrancesco Filippo Indelicatiという人物が、居住していたジョイア・デル・コッレでプリミティーヴォ種の生産に力を入れたそうです。その後、プーリア州全域にプリミティーヴォが普及していったと考えられています。
こだわりのプリミティーヴォの造り手であるパオロのワイナリーは、このプリミティーヴォの銘醸地にあります。
歴史をさかのぼると、パオロの先祖が19世紀前半に周辺の土地を農場として私有し始め、ワイン造りもスタートしました。
彼のワイナリー兼自宅は、昔の広い農家をリノベーションしているので、以前は農作物を保管・保存したり馬小屋として使用していたスペースを上手く活用しています。
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ジョイア・デル・コッレ(Gioia del Colle)で造られるプリミティーヴォの特徴
ジョイア・デル・コッレは標高が約350m、少し小高い土地にあります。この高地という地形は、ブドウが完熟できる十分な太陽光が得られるだけでなく、高台で風が通りやすいため土壌が適度に乾燥することから、ブドウの栽培環境にはとても適しています。さらに、少し標高が高いので朝晩は涼しく(気温が下がり)、ブドウにエレガントな酸味がキープされます。
土壌は、鉄分・ミネラルを豊富に含む岩交じりがメインです。
![プーリア州、地図](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0587/7619/1150/files/5_6fabcaf1-fed9-4313-a48a-ed7ddab9840f_240x240.jpg?v=1692432640)
これら全ての要素が複合的に作用し、エレガント、滑らかで豊かなタンニンとアロマ、美しくまとまったボディを持つ、「Primitivo di Gioia del Colle(ジョイア・デル・コッレのプリミティーヴォ)」が誕生します。
パオロのプリミティーヴォは今まで多くの国内外著名ワインコンクールで表彰されていますが、今年も「The WineHunter Award 2023」にて、ワイナリーのフラグシップラベル「1821 リゼルヴァ」がゴール、「マルツァガリア」と「レノス」がロッソという90点以上の高得点ワインから選別される名誉あるアワードを受賞しました!3本も同時に受賞とは、素晴らしい!
プーリア州産のプリミティーヴォのワイン、日本にも沢山ありますよね。たまには、ブドウの生産地域にこだわって、ジョイア・デル・コッレのプリミティーヴォ、飲んでみませんか?
パオロのプリミティーヴォはこちらから!:Tenuta Patruno Perniola – Wine Shop Terre(ワインショップ テッレ) (terre-wine.com)