ワインのつまみ、パン、タラッリ、イタリア

ワインにあうおつまみ(2) ~南イタリア・プーリアの常備食、タラッリ(Taralli)のレシピ~

ワインのおつまみに最高のタラッリ

プーリア州だけでなく南イタリア全体でポピュラーなスナック、 「タラッリ(Taralli、タラーリとも)」(タラッリを紹介しているこちらのブログも是非)。

グリッシーニは細長い棒状のパンですが、タラッリはリング状、一口でサクッと味わえ、味のバリエーションも豊富です。

最近は日本のプーリア&イタリアンレストランでも手作りタラッリを提供・販売しているだけでなく、イータリー(EATALY)などのイタリア食材店でも購入できます。ただ、問題は、買っても一瞬で無くなってしまうこと(食べだすと止まらない…)。プーリアでは本当に手軽な値段でどこでも買えるタラッリですが、日本ではなかなかそうもいきません😢

ということで、それならばと自分で作ってみることにしました!

タラッリを作ろう!

 手作り、パン、タラッリ タラッリ、レシピ

タラッリの材料はとってもシンプル。小麦粉(強力粉)、塩、白ワイン、オリーブオイル、そしてお好みのハーブなどで味付けします。クックパッドなど、日本のレシピサイトに作り方が紹介されていますが、今回は以下の材料・分量で作りました(粉類250gでオーブン角皿38.8×30cm1枚分程度です)。

ワイン:90ml、オリーブオイル:60ml、塩:4g、小麦粉:125g、強力粉:125g(小麦粉または強力粉のみでも可)、ベーキングパウダー:2.5g、ドライトマト:大さじ1(ファンネル・シード、乾燥したローズマリーやバジルでも)

・材料をボールに入れ、生地がまとまるまで手で混ぜる&こねます(10分程度、生地がまとまって表面に艶が出てくるまでこねます。ワインとオリーブオイル、塩を先にボールに入れて混ぜ、その後に粉類やお好みのハーブなどを入れると混ざりやすいです)。
・ボールの中心に生地を纏め、ボールの上からラップまたは濡れ布巾をかぶせてて10分程度生地を休ませます。
・10分後、ボールの中の生地をからスプーンひとさじ程度を手に取り、台の上で軽く転がし棒状にしたら、リング型になるようクルっと丸めます。
・オーブンの予熱をスタート(180-200℃)、手鍋に1L程度(適量)の湯を沸かし始めます。オーブン角皿にはクッキングシートを敷きます。
・リング状の生地をゆっくりと沸騰したお湯に入れ、生地が浮き上がってきたら(1-2分程度で浮いてきます)、キッチンペーパーの上に置き水気を軽く取ります。
・茹でた生地が軽く水気が切れたら、180-200℃のオーブンで約35-40分焼きます。途中、生地が焦げていないかチェックしつつ、表面がうっすら焼き色が付いたら完成です!

※ポイント:記事を棒状に伸ばすとき、細くしすぎると焦げやすいです。また、棒状にした時、生地の細さにバラツキがあると焼き加減の調整が難しいので、大きさ・細さはなるべく均等にすることをおススメします!

 

そして、こちらが焼きあがったタラッリ!!!

プロのような見た目ではないですが、出来立てって最高に美味しいですね😋今回はドライトマトを加えましたが、現地のパン屋やスーパーでは、ターメリック、ピザ味などなど、バリエーション豊富なので、次回は違う材料で挑戦します!

それにしても、赤でも白でも泡でもロゼでも、タラッリってワインと合いすぎます🍷最高♬

 

タラッリ、ワイン、赤ワイン

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