海底熟成ワインボトルの見た目の違いについて

クルーソー・トレジャーのバスク海底熟成ワインはボトルごとに見た目が違います。その違いをご説明します。

ボトルの見た目の違い

「期待していたほどボトルに付着物がなかった」、これはバスク海底熟成ワインを入手された方からたまに聞かれる言葉です。なぜ私のボトルは商品写真のようではないのか?付着物が全然ないのか?それらの疑問はこの事実を知れば、より価値のあるボトルと感じていただけるかもしれません。

付着物が多いボトル

お手元にある海底熟成ワインのボトル表面が不透明で付着物が多く付いている場合、それは海底ワイナリー、つまり人工魚礁に住む小さな魚たちが隠れている、比較的穏やかな、より保護された場所でワインが熟成されたことを意味します。その中でも、ケージの中心部寄りの方は付着物は少ない傾向にあります。

付着物が少ないボトル

お手元にある海底熟成ワインのボトルがきれいで表面に付着物が少ない、あるいはほとんど付いていない場合、それはカンタブリア海の力強い荒波に晒され、付着物が付くのが困難になるほどの力強い海流に接していたということです。そのような過酷な環境下では、最も強いものだけが生き残ることができます。

いずれの場合も、クルーソー・トレジャーのワインは、海底熟成期間中にその進化を最大限に発揮します。

クルーソー・トレジャーのワインは、1本1本にそれぞれの物語があります。海底での熟成工程により、それぞれのボトルはユニークなものとなっています。同じものは2つとしてありません。そしてそれこそが、ワインに付加価値を与えるものなのです。

海底熟成ワインはどこで熟成されているのか?

クルーソー・トレジャーの海底セラー(人工魚礁)は、カンタブリア海のプレンツィア湾にあります。海底で最高の状態に進化させるために、その場所だけが選ばれました。

海底セラーは、多くの生物種の住処となる鉄とコンクリートの構造でできており、水深20メートル、潮の流れが強い場所に位置しています。

周囲の海洋動植物が海底セラーの外壁と内部空間を利用して生息するこの住処は、ワインボトルが設置された場所でもあります。それぞれのボトルは、海底セラー(人工魚礁)の異なるエリアに置かれ、それぞれの物語を生きています。
そして、その場所に関係なく、クルーゾー・トレジャーのワインは、海底での熟成の間に、その進化を最大限に表現することが証明されています。