神聖ローマ皇帝が愛したネーロ・ディ・トロイア、40年以上の古木から生まれる限定3,300本ワイン
プーリア州北部中心に栽培される地場品種、ネーロ・ディ・トロイアを100%使用した赤ワイン。40年以上の古木になるブドウを使用、若い木になるブドウと比較して果実味がより凝縮されたブドウとなっています。年間生産量は3,300本のみという希少なワインです。
プーリア州に所縁がある神聖ローマ皇帝フェデリーコ2世が愛したワインと言われるのが、ネーロ・ディ・トロイア種を使用した赤ワイン。エチケットには、フェデリーコ2世が狩りの途中に木陰で休んだとされる記念樹(ワイナリーがあるLucera近郊にあるオークの古木)がデザインされています。
ネーロ・ディ・トロイアのブドウ自体に含まれるアントシアニンは多くはないのですが、色味、果実味やボディを補填し飲みやすくするために、モンテプルチャーノ種やアリアニコ種などとブレンドするワインもあります。一方、このワインは高品質なネーロ・ディ・トロイア100%を使用しているため、この品種の素晴らしいポテンシャル、ブドウの特性をストレートに味わえます。今飲んでも十分にエレガントな味わいが楽しめますが、しばらく寝かせばさらに熟成できる可能性も秘めています。
フェデリーコ2世も、狩りの途中に木陰で美味しいネーロ・ディ・トロイアを飲みながら一息ついていた…かもしれませんね!
クランベリー、ラズベリー、レッドプラム、ブルーベリーというベリー系の香り。さらに、樽由来のヴァニラ、ナツメグ、クローヴ、スギ、タバコのような複雑で奥行きがある香りも感じ取れる。
<相性の良い食事>
トマトとルッコラのブルスケッタ(オリーブオイルをたっぷりかけて)、ミートボールのトマト煮込み、ローストビーフ、牛肉のカルパッチョ、ビーフステーキなどの肉料理。
- 品種:ネーロ・ディ・トロイア100%
- タイプ:赤
- 飲み口:辛口
- ヴィンテージ:2020
- 地理的表示(GI):Daunia IGT
- 産地:ルチェーラ(プーリア州フォッジャ県)
- ワイナリー:Cantina La Marchesa
- アルコール度数:13.5%
- 容量:750ml
- 醸造方法:温度管理されたステンレスタンクで15日間のマセラシオン、マロラクティック発酵の後、12ヶ月間オーク樽(フレンチオークのバリック)で熟成。瓶詰め後、さらに12ヶ月間ボトル内で熟成。
- Vivino評価(2022年10月時点):4.0
<受賞歴>
・“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2023 ゴールド賞
*写真のワインのビンテージが販売商品と異なる場合があります。
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