海底熟成ワイン、リオハ、テンプラニーリョ、雪

冬のリオハ - スペインを代表するワイン産地

海底熟成ワイン、リオハ、テンプラニーリョ、雪

スペインを代表するワイン産地・リオハ

スペインで有名なワイン産地と言えば、リオハ(Rioja)です。ワイン産地としての“リオハ”は、ラ・リオハ州を中心に、隣接するバスク州とナバーラ州の一部も含まれた地域を指します。リオハはエブロ川の周辺に全長約120㎞という広域にわたります。リオハは、スペインのワイン格付けの最上位にあたるデノミナシオン・デ・オリヘン・カリフィカーダ(DOCa:Denominacion de Origen Calificada)の原産地呼称を名乗れる国内2か所のうちの1つであり、国内で初めてDOCaが認可された地域です(もう1か所はプリオラート)。

リオハで主に栽培されるのはテンプラニーリョという黒ブドウ。果皮が厚く、赤系果実の香り・風味が特徴的なブドウ品種です。長期熟成にも耐えうる品種として、リオハだけでなくスペイン全土、またスペイン以外でも栽培される国際的な品種です。

 

海底熟成ワイン Sea Passion No.6

Crusoe TreasureのSea Passion No.6は、高品質のテンプラニーリョ種を主体に造られた赤ワインです。使用されるテンプラニーリョのブドウは、ラ・リオハ州の標高490m周辺の畑で栽培されます。

気温は、一般的には標高(高度)が100m上がると約0.6℃下がるため、標高490m地点となると平地の平均気温より約3℃低くなります。テンプラニーリョ種は前述のように果皮が厚く、熟すには温暖な気候が向いています。一方で、単に高温な気候であれば良いわけでもなく、高温すぎるとブドウの酸味が早くに失われ、特徴・バランスに欠けたブドウ・ワインとなってしまいます。良質で味に複雑さがあるブドウに仕上げるためには、ブドウの成長時期において、ある程度の冷涼さが必要となるのですが、この標高の高さがブドウの成長環境にプラスに作用します。

スペインも太陽のイメージが強い国ですが、広い国土の中で気候は大きく異なり、ラ・リオハ州での平均気温は約19℃、スペインの中でも最も冷涼な地域の一つです。例えば、ラ・リオハ州の中心都市・ログロ―ニョの2021年12月22日の最高気温は約5℃、最低気温は約4℃、割と寒いですよね。この地域では、冬には雪が降ることも。

このような環境の中で逞しく育つブドウから、海底熟成に耐えうる品質のものをさらに選り抜いて造られたのが、Sea Passion No.6です。リオハでも今年はホワイトクリスマスになるかも!?などど思い浮かべつつ、是非、Sea Passion No.6をお楽しみください🍷⛄🍷

Sea Passion No.6 赤 テンプラニーリョ – Wine Shop Terre(ワインショップ テッレ) (terre-wine.com)

※参考データ:Climate: La Rioja in Spain (worlddata.info)

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