60年の古木から生まれる極上のDOCGプリミティーヴォ、大人のデザートワイン

ブドウはリゼルヴァと同様に樹齢60年以上の古木から収穫されます。リゼルヴァ用のブドウを収穫後、更に数日間ブドウを樹上に置いておくと果実の水分量が減り糖度が高まります。夏は40度以上になるマンドゥーリア。彼らの畑はテラ・ロッサという上質な赤土畑のため、土は夜間も熱をキープ出来るのですが、夏はその暑さ・熱のせいでブドウの熟度は数時間単位で大きく変化します。収穫時期になると、彼らは天候とブドウの様子を常にチェックしながら、この甘口ワイン用にブドウを樹上に残せるか？を判断します。条件が揃わない年は造られない、まさに、極上のデザートワインです（2022年は甘口ワインは造らない判断をしたようです）。

赤いベリーの熟した果実味と蜂蜜のような滑らかな甘さ、そこにスパイシーなノートが加わります。丁寧に熟成してリリースされたワインは、見た目もその味わいは、あたかもベルベット。なめらかで繊細ながら、深みのあるタンニンが広がります。ただ甘いわけではなく、ワインとしてのバランスを保つために必要なフレッシュな酸味がしっかりキープされている点が特徴です。

一口飲めば、ベリーだけでなくドライイチジクやコンポートのように調理した果実のふくよかで豊かな味わいが広がります。このデザートワインは、チーズとも相性抜群。熟成したチーズやブルーチーズと合わせれば、チーズの塩味や青カビのスパイシーさが和らぎ、ワイン・チーズの美味しさをより引き立てます。特におすすめなのが、カカオ含有量の多いビターチョコレートとの組み合わせ。食後や寝る前に味わいたい、贅沢でクラシックなメディテーションワインです。

この甘口ワインはPrimititvo di Manduria Dolce Naturale DOCGという原産地呼称ワインです。2011年にプーリア州で初めてDOCG認定されました。

レッドベリー、レッドプラム、ブラックベリー、レーズンやプルーン、ドライイチジク、熟した・調理したプラム、ハチミツ、ナツメグの香り。

＜味わい＞　

＜相性の良い食事＞

熟成が進んだチーズやブルーチーズ、ティラミス、ダークチョコレート、イチジク（乾燥イチジク、コンポート）、枝付きレーズン

 ＜受賞歴＞

2016ビンテージ

・Vinoway Wine Selection 2023: 95/100

*写真のワインのビンテージが販売商品と異なる場合があります。

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